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建通新聞社
2021/06/09

【大阪】大阪府 新工業系高校基本構想は浦野設計

 大阪府は、工業高校の生徒数の減少に伴い、大阪市立工業高校のうち3校を大阪府に移管した後、統合再編して新たな工業系高校を整備する。対象の3校は泉尾工業高校、東淀工業高校、生野工業高校。府立新工業系高校(仮称)開設に伴う基本構想の入札を行い、浦野設計関西支社(大阪市中央区)が落札した。履行期間は2022年2月25日。
 新校舎の規模や建設地はこれから検討する。工業高校1校分と同規模を想定しており、現校舎のいずれかの敷地内での建て替えも含めて検討する。
 今回の業務では、既存建物や敷地条件の調査、建設候補地や新校舎の規模の検討の他、カリキュラムを考慮した施設内容の検討などを行う。
 建設候補地は泉尾工業高校(大阪市大正区泉尾5丁目、敷地面積2万0813平方b)、東淀工業高校(大阪市淀川区加島1丁目、同3万4862平方b)、生野工業高校(大阪市生野区生野東2丁目、同2万2302平方b)の他、周辺の学校跡地など。
 3校の既存校舎はそれぞれ複数の施設で構成しており、既存施設の総延べ床面積は泉尾工業高校が2万5097平方b、東淀工業高校が2万0189平方b、生野工業高校が1万7827平方bとなる。
 順調にいけば、22年度に基本計画、23年度に基本設計を行う予定だ。

提供:建通新聞社