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建設新聞社(長崎)
2021/06/07

【佐賀】唐津市 西唐津公民館移転改築

建築工事に10月頃着工
   2カ年継続費6.3億を設定

 唐津市は、2021年度一般会計6月補正予算案に西唐津公民館移転改築事業費1億2713万円を計上している。21年度から本体工事(杭、建築、電気設備、機械設備)を施工する計画で、建築工事に10月頃着工する予定。同事業については21―22年度の2カ年継続費6億3064万円を設定する。
西唐津公民館の完成予定図
 避難所として位置づけられている西唐津公民館は同市藤崎通6949番地にあり、1972年の建設から49年が経過して老朽化が進んでいる。また、高台に立地しており、高齢者利用の観点から利便性を考慮して移転改築する。
 移転先は、唐津港湾合同庁舎北側の県有地(同市二タ子3丁目)で、敷地面積は約2960平方b。県から土地を借りて、鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)平屋建て・床面積1209・03平方bの新公民館を建設し、大会議室や中会議室、小会議室、和室、談話・図書コーナー、研修室、調理室、事務室などを配置する。実施設計は轄笆{設計事務所が担当した。
 6月補正予算案には工事請負費1億2309万円、委託料395万円(工事監理業務、意図伝達業務)を計上しており、現在の計画では7月以降に杭工事に着手、建築工事(9月議会で工事契約議案の承認が必要)、電気設備工事、機械設備工事については10月以降の着工を予定している。新公民館は22年11月に開館する見通し。
 継続費6億3064万円の内訳は工事費6億1077万円、委託料1979万円、事務費8万円で、年度別では21年度が1億2713万円(工事費1億2309万円、委託料395万円、事務費8万円)、22年度が5億0351万円(工事費4億8767万円、委託料1583万円)となっている。
ksrogo