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日刊建設工業新聞
2021/06/04
【鳥取】ＳＤＧｓ推進で戦略会議/ガス削減目標見直しへ
持続可能な社会を目指すＳＤＧｓの推進と２０５０カーボンニュートラルの実現に向け３日、県庁で戦略本部会議があった。平井伸治知事は、政府が今月まとめる「骨太の方針」に盛り込まれるグリーン社会やデジタル化などを挙げ、国施策を取り込みながら部局横断での検討を求めた。
各部局長が出席した会議では、県が昨年１月に目標を打ち出した30年度の温室効果ガス40％削減（13年度比）をさらに深掘りする方針を確認。今年４月に国が定めた削減目標46％や、今夏改定の次期エネルギー基本計画を踏まえ、今秋までに削減量を上乗せした目標に見直す。
ガス削減を加速するため▼住宅・公共施設の高断熱化やＬＥＤ化▼小水力発電など再生可能エネルギーの導入促進▼皆伐再造林整備、建築物の木材利用促進といった吸収源対策―などに取り組む。
県土整備部の森田豊充部長は、ＩＣＴを活用した現場の効率化や渋滞対策による車両の燃費向上、リサイクルによる現場廃棄物の削減などを説明した。
また、会議ではＳＤＧｓの実践拡大で「県版認証制度」の創設を検討。ＥＳＧ投資によって民間資金を流入させるほか、「ＳＤＧｓ未来都市」の選定に向けて具体的な事業計画を策定することを決めた。
日刊建設工業新聞
各部局長が出席した会議では、県が昨年１月に目標を打ち出した30年度の温室効果ガス40％削減（13年度比）をさらに深掘りする方針を確認。今年４月に国が定めた削減目標46％や、今夏改定の次期エネルギー基本計画を踏まえ、今秋までに削減量を上乗せした目標に見直す。
ガス削減を加速するため▼住宅・公共施設の高断熱化やＬＥＤ化▼小水力発電など再生可能エネルギーの導入促進▼皆伐再造林整備、建築物の木材利用促進といった吸収源対策―などに取り組む。
県土整備部の森田豊充部長は、ＩＣＴを活用した現場の効率化や渋滞対策による車両の燃費向上、リサイクルによる現場廃棄物の削減などを説明した。
また、会議ではＳＤＧｓの実践拡大で「県版認証制度」の創設を検討。ＥＳＧ投資によって民間資金を流入させるほか、「ＳＤＧｓ未来都市」の選定に向けて具体的な事業計画を策定することを決めた。
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