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日刊建設タイムズ社
2021/06/04

【千葉】2期基本設計を随契/津田沼駅南口駅広再整備へ/習志野市

 習志野市は「JR津田沼駅南口駅前広場地上部(一部除く)における再整備計画案」を取りまとめ、1日に公表した。関連して、2期目にあたる基本設計業務について、月内に中央コンサルタンツと特命随意契約で委託契約を結び、年度末までに完了させる。2022年度以降、津田沼駅南口地区における市街地再開発事業と一体的に整備等を推進していくことになる。
 JR津田沼駅南口地区については、民間施設のモリシア津田沼、津田沼緑地、駅前広場を含めた一体的な市街地再開発事業の実施に向け、市と民間事業者で協議を実施している。このうち、南口駅前広場については交通結節点としての機能の向上を図る。再整備に向けた1期目の基本設計は、中央コンサルタンツが20年度に取りまとめた。業務の範囲は、駅前広場西側のタクシープールを除く8218uだった。
 再整備計画案の主な内容は▽一般車乗降場を駅前広場南側、福祉車両乗降場とタクシー乗降場を駅直近に配置▽バス乗降場の充足▽バスの走行を反時計回りに統一し、一般車両の動線と分離▽歩道・階段の拡幅などによる歩行空間のバリアフリー化――となっている。
 今後は、ペデストリアンデッキの整備、駅前広場西側のタクシープールの取り扱い、企業バス乗降場のモリシア津田沼敷地内への設置について検討していく。
 また、30日まで、再整備計画案に対する市民の意見を募集している。計画案に係る資料は、市役所(都市再生課、情報公開コーナー、総合案内)で閲覧・入手できるほか、市ホームページに掲載されている。
 21年度の2期目の基本設計では、必要に応じて市民から寄せられた意見を設計内容に盛り込んだ上で、警察協議等を行うための資料を作成する。k_times_comをフォローしましょう
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