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建通新聞社(神奈川)
2021/06/03

【神奈川】横浜市 旧上瀬谷通信施設公園原案まとまる

 横浜市環境創造局は、「(仮称)旧上瀬谷通信施設公園」の基本計画(原案)をまとめた。旧上瀬谷通信施設約242fのうち約45fに新たな公園を整備する計画で、全体を▽みどりの賑わい・レクリエーションエリア▽みどりの発信エリア▽みどりの実践エリア―の3エリアに分け、2023年度に1次整備に着手する。27年度に国際園芸博覧会を開催し、28年度から2次整備を行い一部の供用を開始。43年度の全面供用開始を目指す。
 6月1日の市会温暖化対策・環境創造・資源循環委員会に報告した。
 公園整備の方針を@上瀬谷の「緑」と「水」を基調とした公園A国際園芸博覧会のレガシーの継承・発信拠点B「農」と持続可能なライフスタイルの融合Cグリーンインフラの展開と緑の多面的機能の発信D多様な主体が参画し、さまざまな楽しみ方を引き出せる公園E四季を通じて楽しみながら自然とふれあう心地よさや喜びを感じられる公園F防災・減災に資する公園G公民連携による質の高いサービスの提供―とし、郊外部の活性化拠点として活用する。
 今後は環境影響評価や公共事業評価の手続きを進めるとともに、第3四半期に公園部分の実施設計(その1)を外部に委託。22年度に基本計画を成案とし、23年度、公園整備に着手する計画だ。
 基本設計はランドスケープコンサルタンツ協会(東京都中央区)が担当。
 3エリアの主な施設は次の通り。
【みどりの賑わい・レクリエーションエリア】
 ▽草地広場▽遊具広場▽硬式野球場▽運動広場▽多目的広場▽パークセンター▽ドッグラン▽桜並木▽大花壇▽飲食・物販施設▽園路にはジョギングコースを設定
【みどりの発信エリア】
 ▽体験学習・展示施設▽体験農園
【みどりの実践エリア】
 ▽森の散策路▽アウトドア体験施設▽日本庭園・休憩施設 提供:建通新聞社