瑞穂市は、JR穂積駅周辺一帯を土地区画整理と交通機能改善の二つのプランで再開発するため、土地区画整理の都市計画決定に向けた「事業計画作成業務」と交通機能改善を検討する「構想推進事業」を昭和名古屋支社(名古屋市中区)に委託した。
2022年3月末までに事業計画をまとめ、土地区画整理事業に向けて22年度に都市計画決定を目指す。また交通機能改善のため買収する駅南側のJAぎふ穂積支店の土地利用法などをまとめる。
JR穂積駅圏域拠点化推進事業として進める再開発で、駅前広場拡張の他、商業エリアや住宅エリアの整備、また長良川の堤防につながる市道の新設や拡張を想定している。
具体的には駅前北口広場を現在の約2800平方bから約6000平方b、南口広場を約3200平方bから約7000平方bに拡張する。また道路などの都市基盤整備や土地区画整理を進める。
交通機能改善は、駅南側の利便性を向上するため、JAぎふ穂積支店の土地4367平方bを買収し、一般車両の乗降場や駐車場を整備する。
取得する土地の利用法は土地区画整理と一体的に進めるか、または暫定的に交通機能改善のみを進めるかどうかも検討する。
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建通新聞社