一般社団法人福井県建築士会(横山義博会長)は、今後の士会活動において、国連が推奨する持続可能な開発目標(SDGs)の実現に、全力で取り組むと宣言した。
5月28日に開催した21年度定時総会(福井市御幸3丁目の県建設会館)で、審議の上、了承。県単位の建築士会による宣言は、全国初の試みとなる。総会の会場は、福井市御幸3丁目の県建設会館。
横山会長は、SDGsの意義や重要性について、こう強調。「人間の活動と建築とは切っても切れない、密接な関係にある。建築に携わる私たちの責務であり、その実行が社会貢献につながる」と明言。会員の日々の業務を通じ、士会活動を通しても、SDGsを目指す方針。重点項目は12点。▽すべての人に健康と福祉を▽質の高い教育をみんなに▽ジェンダー平等を実現しよう▽エネルギーをみんなにそしてクリーンに▽働きがいも経済成長も▽産業と技術革新と基盤をつくろう▽住み続けられるまちづくりを▽つくる責任つかう責任▽気候変動に具体的な対策を▽海の豊かさを守ろう▽陸の豊かさも守ろう▽パートナーシップで目標を達成しよう、を掲げた。
表彰者名(敬称略)
■役員功労者
福井支部 青山陽一
福井支部 前田裕之
南越支部 安久弥兵衛
大野支部 脇本淳子
■会員功労者
福井支部 吉野紀之
福井支部 車屋義己
福井支部 小澤賢治
南越支部 佐々木浩三