大和物流(大阪市西区阿波座1ノ5ノ16)は6月1日、一宮市の新物流センター建築に着手した。完成は2022年5月末を予定している。
新築する「一宮丹陽町物流センター(仮称)」の規模は、鉄骨造3階建て延べ1万7438平方b。搬送設備として、貨物用エレベーター2基、垂直搬送機2基を備える。
建設地は一宮市丹陽町五日市場字天上7。敷地面積は1万1272平方b。名古屋高速道路西春インターチェンジ(IC)から約1・5`、名神高速道路一宮ICから約2・4`の立地となる。
設計・施工は大和ハウス工業愛知北支社(小牧市)が担当。
「愛知県内で用地交渉進む」
同社は物流需要の増加を見据え、物流施設の開発を進めている。年間延べ2万坪以上の開発を目標に事業に取り組んでおり、今回の施設もこの一環だ。
中部圏での今後の開発についてたずねると同社は「愛知県内で1件、用地交渉を進めている」と回答。具体的な場所や今後のスケジュールなどについては、回答を控えている。
中部圏以外では、埼玉県で6月下旬に1件、大阪府で8月中旬に1件の物流施設に着工する予定だ。
提供:建通新聞社