大阪市は、北区中之島に新設する小中一貫校整備で、早ければ9月にもWTO対象となる本体工事の一般競争入札を公告する予定だ。建築の他、機械、電気、昇降機の各設備工事は別途発注、第4四半期に入札する。
新校舎の規模は鉄骨鉄筋コンクリート一部鉄骨造7階建て延べ1万5979平方b。各教室の他、屋上運動場、体育館、屋上プールなどが一体となる校舎、屋外運動場(校庭)を整備する。
2019年9月に作成された「(仮称)中之島西部地域小・中一貫校整備事業」によると、総学級は27学級とし、普通教室18室、特別支援教室4室、特別教室12室、職員室、給食室、エレベーターなどを設ける。照明は全てLED照明とする予定。
建設地は大阪市北区中之島6丁目。敷地面積は6204・46平方b。
22年4月に着工する予定で、24年3月の完成を目指す。工事費は57億9800万円を見込む。
基本・実施設計などは久米設計大阪支社(大阪市西区)が担当。
提供:建通新聞社