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　美咲町は新庁舎を含む複合施設建設について、６月議会で事業手法が承認され次第、プロポーザル方式による事業者選定に着手する。
　設計・施工一括発注方式（ＤＢ）による事業手法を議会で説明する。建設地は原田２１４４ノ１付近。役場・議会・図書館・保健センター・公民館・産地直売所の機能を１カ所に集約する。
　必要な規模を役場と議会が平屋３０００平方�b、その他が２階建て延べ３０００平方�bとしているが、建設地は地形が整っていないため棟数は事業者からの提案次第で流動的としている。付帯施設は公園緑地１２００平方�b、１００台規模の駐車場など。建設に必要な敷地面積は約８５００平方�b。
　建設に当たっては既存の武道館・保健センター・物産センターの解体が必要。また、新庁舎完成後の撤去候補施設には現役場・教育委員会棟・第一分庁舎・第二分庁舎・活性化センター・ふれあい亀太郎ロビーがあるが、活用要望や設計内容によって全てを撤去するか決める。
　21〜22年度で設計し、22年度中に建設に着手、25年度の供用開始を目指す。24年度までの総事業費として限度額20億円を債務負担行為で設定している。

「提供:建通新聞社」