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三重県農林水産部は、２０２１年度公共事業実施予定箇所を公表した。21年度に実施する事業は「防災・減災、国土強靱（きょうじん）化のための５か年加速化対策」で当初予算と国の20年度第３次補正予算分を含めた14カ月予算で執行する。対象は４０５カ所で、事業費が１６０億１４００万円となった。
　公共事業実施予定箇所は、公共事業実施過程の透明性の向上を図るため、県独自の取り組みとして行っている。
　事務所別の予算を見ると、桑名農政事務所は通常分で５億２１２０万円、国土強靱（きょうじん）化分で６億９１４０万円、四日市農林事務所は通常分で11億６７４３万円、国土強靱化分で４億７９００万円を配分した。津農林水産事務所は通常分で９億９２８０万円、国土強靱化分で４億５５４０万円、松阪農林事務所は通常分で27億１０１３万円、国土強靱化分で７億０６５０万円を付けた。
　伊勢農林水産事務所は通常分で26億５４０４万円、国土強靱化分で16億０７００万円、伊賀農林事務所は通常分で12億３６３６万円、国土強靱化分で６億０４９４万円を計上。尾鷲農林水産事務所は通常分で７億２４１５万円、国土強靱化分で２億７１２０万円、熊野農林事務所は通常分で９億８６９４万円、国土強靱化分で２億０５８４万円を充てた。

提供：建通新聞社