国道313号北条倉吉道路を延伸させ、山陰道に乗り入れる北条ジャンクション(JCT)(北栄町弓原)の下部工1基が県土整備部本庁から発注される見通しになった。工事費2億円規模。同部は6月上旬までに簡易評価型総合評価として公告する。
北条倉吉道路の延伸事業は、地域高規格道路北条湯原道路と山陰道北条道路を完全立体交差型のJCTタイプで接続するもの。JCT部のうち、山陰道側を国交省、国道313号本線橋は県土整備部が施工担当する。
同部は今年度、国道313号本線の弓原ハーフIC(仮称)付近の下部工2基(P2、P3)を建設する計画。今回、P2橋脚の設計書が中部総合事務所から届いた。P3橋脚については、中部県土が上半期内に追って発注する。
P2の工事概要は場所打ち杭12本、T型橋脚740立方b。工期は来年3月まで。同部道路建設課の説明によると、現在設計書をチェックしており、部長決裁を得て今11日ごろに調達公告し、月末までに開札する。施工形態は土木一般A級2社JV。
日刊建設工業新聞