トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

滋賀産業新聞
2021/06/01

【滋賀】大津市 晴嵐小学校の長寿命化改良等

 大津市は、光が丘町にある「晴嵐小学校」について、長寿命化による改良等工事を計画しており、21年度内に設計業務を取りまとめ、22年度早期の工事発注を目指している。発注方式は分離型で、建築、電気設備、機械設備、仮設校舎等賃貸借も予定。
 概算工事費は、12億0900万円を見込んでいる。
 工事期間は、30ヵ月で24年度内の完成を目指す。
 対象となる晴嵐小学校は、大津市光が丘町4―70に位置し、敷地面積2万3443平方bで、長寿命化改修となる校舎棟が、RC造及びS造、地下1階・地上3階建(一部地上4階建)、延7771平方b、渡り廊下(S造平屋建)は、改修65平方b、改築35平方bに着手する。また、仮設校舎の建物規模は、S造2階建、延1280平方b(10〜12教室程度、便所、渡り廊下等)を想定。
 工事概要は、長寿命化改修工事として、校舎棟が屋上防水改修工事、外壁改修工事、内部改修工事(普通教室、特別教室、その他居室、廊下、階段、玄関、昇降口等)、トイレ改修(洋式化・乾式化による床・壁・天井・トイレブース・建具等の全面改修)、鉄骨外部階段の劣化部補修・取替及び塗替え等。体育館については、屋上防水及び屋根改修工事、外壁改修工事、内部改修工事(アリーナ、更衣室、控え室、倉庫等)、トイレ改修(洋式化・乾式化による床・壁・天井・トイレブース・建具等の全面改修)。その他工事で、渡り廊下(屋根は葺き替えまたは塗替え、鉄部は塗替えにより改修)と、渡り廊下(鉄骨造平屋建に改築)、倉庫の基礎改修・移設、駐車場の整備等に取り掛かっていく。
 同市では、今回の改良等工事で施設の長寿命化を図り、教育の環境整備を目的として着手していく。
 なお、設計は水原建築設計事務所(彦根市)が担当している。

提供:滋賀産業新聞