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　岡山市水道局は、三野浄水場浄水池（北区三野）と半田山配水場（北区法界院）の更新工事設計業務をそれぞれ日水コン（大阪府吹田市）、パシフィックコンサルタンツ（岡山市北区）に委託した。いずれも２０２３年度以降に工事を順次発注する。
　三野浄水場浄水池他更新工事は、本年度から約２年かけて基本設計と詳細設計作業を進め、浄水池、送水ポンプ棟、管路の構造や施工方法を検討して最適な構造と配置計画などを検討する。23年度以降に順次工事を発注する。
　半田山配水場更新工事も本年度から基本設計作業を約２年かけて進め、23年度以降に実施設計を委託、順次工事を発注する。三野浄水場エリアの配水方式を、現在の圧力制御によるポンプ直送方式から配水池による自然流下方式へ移行させることから、ポンプ直送方式の補助的施設である半田山配水場を増強整備する。老朽化が進んでいる４〜６号配水池の更新や８号配水池の新設、三野浄水場から半田山配水場までの送配水管工事などを行う。
　このうち、三野浄水場から半田山配水場間はシールド工法を採用、送水管は口径１０００�_、配水管は口径１２００�_を敷設する。ルートは今後検討する。新設する８号配水池は、７号配水池と同様にＮＡＴＭ工法で機械掘削するトンネル配水池形式を基本に整備する。

「提供:建通新聞社」