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建設経済新聞社
2021/05/31

【京都】図書館基本計画策定費を予算化 計画策定業務はプロポーザルも念頭に検討

 舞鶴市は、令和3年度から4年度にかけて、図書館基本計画を策定する。図書館協議会で検討を深めるとともに、基本計画策定業務を外注する予定で、選定方法はプロポーザルも念頭に検討を進める。
 6月一般会計補正予算案に新規で図書館基本計画策定経費360万円を計上。図書館基本計画策定業務委託費に300万円、図書館協議会開催経費(5回程度を想定)に60万円を配分する。また図書館基本計画策定経費として1000万円の債務負担行為を設定した。
 第1期図書館協議会意見書を基に、令和3年度から4年度にかけて図書館基本計画を策定する。
 令和2年2月に図書館協議会が示した意見書では「将来的には、より幅広い分野の図書を収集し、幅広い市民層の需要に応えるとともに、地域課題や市民の日常生活上の課題解決支援などの機能を持つ中央館を一つ持つことが望ましい。その上で子どもや高齢者が行きやすく身近な分館が必要である」とする図書館施設の将来的な方向性を示した提言をまとめた。
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 平成元年築の東図書館(舞鶴市溝尻25)は延939・28u、昭和43年築の西図書館(舞鶴市円満寺100−8)は延841・31uで、合計延1780・59u。蔵書数は約23万5000冊(平成30年度末)。