石川県教育委員会事務局庶務課は26日、金沢市大場町地内「いしかわ特別支援学校高等部新校舎建設工事基本計画策定業務」にかかる公募型プロポーザルの審査結果を公表し、最適者に五井建築研究所を選定した。
同校高等部(知的障害部門)の校舎を、県立金沢向陽高等学校(同市大場町東590番地)の敷地内で増築(新設)するにあたり、県教委は新校舎建設に伴う基本計画の策定を行う業者を選定するため、公募型プロポーザル方式で参加者を募っていた。今月20日に同工事基本計画策定業務プロポーザル審査委員会(委員長・大場吉美金沢学院大学名誉教授)が開かれ、参加者からの技術提案書のヒアリング等による審査を経て、同社を最適者(設計候補者)に決めた。
施設整備計画(案)によると、建物は地上3階建てまで、延べ床面積約6500平方メートル程度。学校規模は27学級(9教室×3学年)、生徒数約200人。また、屋外付帯施設として、いしかわ特支学校職員用駐車場(約100台分)や農園(約700平方メートル)なども設ける。2025(令和7)年度の開校を目指す。
県教委は月内にも五井建築研究所と業務委託契約を結び、基本計画の策定を進めていく。
履行期間は8月31日まで。