枚方市は、官民連携による王仁公園の再整備に向けて基本方針の策定を進める。市は庁内の検討で、コロナ禍の情勢を踏まえ、これまでに在り方検討調査業務やサウンディングなどで検討してきた整備方針を一部見直す必要があると判断。コロナ禍における公園の在り方を考慮し、基本方針を策定する中で具体的な整備方針を固める考えだ。
公園の所在地は王仁公園1ノ1。敷地面積は9・29fで、1万0234平方bのプール施設(50bプール、流水プール、造波プール、幼児プール、管理棟)、運動施設(運動広場1面、テニスコート4面、バレーボールコート2面、常設駐車場220台)が立地する。
同公園は、1971年の開設から約50年が経過し、公園全体の老朽化などの問題を抱えている。将来的な公園の在り方とともにPPP・PFI手法の導入などを含めた施設運営の見直しが必要とされていた。
市は基本方針検討調査業務の制限付き一般競争入札を公告。入札書を6月2〜8日に受け付け、10日に開札する予定。本年度中に基本方針を策定し、2022年度の事業者公募を想定している。
業務では、主に▽整備方針の調整▽事業手法の検討▽民間事業者とのサウンディング―などを実施する。委託期間は22年3月15日まで。
提供:建通新聞社