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建通新聞社(中部)
2021/05/26

【岐阜】JR瑞浪駅周辺開発 推進計画策定へ 瑞浪市

 瑞浪市は、瑞浪駅周辺再開発事業推進計画を2021年度末までに策定する。この計画の中で導入施設やその規模を決定する予定だ。推進計画の策定業務は森ビル都市企画(東京都港区)が担当している。
 その後は、22年度末までに都市計画を決定する。24年度〜25年度に事業計画の策定や基本・実施設計を行い、26年度〜27年度中の事業完了を目指して整備を進める。
 再開発事業では、駅北地区を公共施設の集約先として、駅南地区では市営住宅や駅前広場などを整備する計画を立てている。
 駅北地区では図書館や総合文化センター、子育て支援施設など公共施設の複合施設や駐車場などを整備する構想を立てている。敷地面積は約2万3900平方b、延べ約2万8800平方bを想定している。
 駅南地区では若年層用や福祉用の市営住宅、交流空間、芝生広場、駐車場などを整備する。敷地面積は約6300平方b、延べ1万7800平方bを想定している。
 瑞浪駅周辺は市街地が整備されてから40年近くが経過しており、施設の老朽化や住民の高齢化などが進行している。このため、駅周辺の再開発計画が持ち上がり20年6月に基本計画が策定され、21年3月には駅南地区地区を対象として瑞浪駅周辺再開発準備組合(宮地哲夫理事長)が発足した。

提供:建通新聞社