独立行政法人地域医療機能推進機構・中京病院(名古屋市南区三条1ノ1ノ10)は、同病院敷地内にある看護学校宿舎の解体工事の施工者を決め、5月上旬に着工した。
建物の規模は9階建て延べ1万0136平方b。工期は2022年1月下旬まで。
施工は三浦建設(名古屋市北区)が担当している。
同工事は、既存病院建て替えの一環。同病院は、立体駐車場と看護学校宿舎の解体を行う準備工事と、新館の建築や既存棟の改修を行う本体工事に分けて工事を発注するとしていた。解体工事は、今回で両件とも発注された形。
本体工事は建築・電気・機械の3工種に分けて、第2四半期に公告する。東館と放射線治療棟を新築する他、既設の本館を改修する。新築する規模は、東館が鉄筋コンクリート造9階建て延べ約2万9000平方b、放射線治療棟が同造平屋約600平方b。改修する本館の規模は同造8階建て延べ約5800平方b。工期は約71カ月を予定している。
同病院の建て替えは、基本・実施設計・工事監理業務を久米設計名古屋支社(名古屋市中村区)が担当。整備に伴うコンストラクション・マネジメント業務は、プラスPM(東京都千代田区)に委託している。
提供:建通新聞社