大阪大学は、豊中キャンパスに共創環境形成拠点を建設するため、建築設計と設備設計業務の簡易公募型プロポーザルをそれぞれ公示した。参加表明書を5月31日まで、技術提案書を6月24日まで受け付ける。委託先の特定は7月上旬を見込む。
共創環境形成拠点の新築の他、隣接する既存3棟を解体するための建築と設備の実施設計を行う。
同拠点の規模は鉄筋コンクリート造5階建て延べ4980平方b。1階にエントランスホールやレストラン、厨房、機械室、電気室など、2階に管理事務室、イノベーションコモンズ、アウトリーチ多目的室、会議室、託児所など、3階に実験室3室や研究室2室など、4階と5階にそれぞれオープンラボ4室などを配置する。
外構として芝張り196平方b、インターロッキング舗装244平方b、耐圧アスファルト舗装659平方b、口径200_の屋外配水管を114b、高さ0・5bの場所打ち擁壁を39・5bなどを整備する。
解体する既存3棟は鉄筋コンクリート造3階建て延べ1140平方bの豊中コモン、同造2階建て延べ320平方bの電話交換室、同造2階建て延べ720平方bのサイバーメディアセンター。
設計期間は2022年3月31日。
建設地は豊中市待兼山町1ノ1の豊中団地構内の中央部。既存3棟を取り壊した跡地となる。
解体を含む工事期間は22年9月から24年3月までを予定している。
提供:建通新聞社