県土整備部は25日までに、20年度に完成検査した「測量等業務」の中から優良業務を選定する作業に入った。基本的に業務成績の上位から選ぶことにしており、6月上旬までに第1次選定を終える。
優良業務表彰は今年度で7回目を迎え、県内業者向け▼土木関係建設コン▼測量等(測量、地質、補償)▼県外業者向け(業種不問)―の3部門に分けて部長表彰。優れた成果品を顕彰するとともに、技術者のモチベーションアップにつなげる狙い。
今回、選考の対象に上ったのは20年度に検査した500万円以上の業務357件。内訳は県内土木コン227件、県内測量等92件、県外38件(すべて土木コン)。
第1次選定では、本庁が成績点上位から土木コン40件程度、測量等20件程度、県外は最高点1件を6月上旬までにリストアップして各発注機関に照会する。
その後、各発注機関が業務内容や難易度などを考慮し、さらに候補を絞り込んで推薦書を作成。本庁に提出する段取り。
同部では「例年通りのスケジュールとしたい」(県土総務課)と話しており、今後8月にかけて最終決定して9月に表彰する。
日刊建設工業新聞