新潟市建築設計協同組合(松元博文理事長)は24日、新潟市中央区のホテルオークラ新潟で21年度通常総会を開いた。
冒頭、あいさつに立った松元理事長は「組織を超えて建築に関わるあらゆる方々の力と知恵を結集することができる組合として活動していきたい」と述べ、コロナ禍であっても活発に活動していく考えを示した。
議事では、20年度事業報告・決算関係書類、21年度事業計画・収支予算など6議案を審議。共同事業の実施状況によると、20年度の受注は前年度から繰り越された継続事業6件、8763万2000円(税抜き)を合わせ、新潟市などから36件、2億1550万3000円(同)となり、前年度比は件数で4件(10・0%)の減少、受注金額で3967万5000円(22・6%)の増額とした。
21年度の組合活動としては、市と設計業務委託に関する意見交換、市の発注した公共施設の現場研修、設計・監理技術向上のための実務者研修を予定しており、事業資金の貸付並びに購買事業は従来通り実施する。