堺市は、公募型プロポーザルで募集した「大和川自転車賑わい拠点事業者募集要項作成及び公募選定支援業務」について、三菱UFJリサーチ&コンサルティング(大阪市北区)に委託先を決定した。
整備場所は阪堺線大和川駅周辺に位置する、堺区遠里小野町など。敷地は駅を挟み西側が1600平方b、東側が1万0430平方b。
阪神高速大和川線事業と高規格堤防の整備により生まれた大和川左岸沿川の敷地を利用し、サイクルポート機能や体験型自転車教育機能を持つ施設(飲食、物販施設など)を民間主導で整備する方針だ。
同業務では、にぎわい拠点を整備する民間事業者の選定に当たって、募集要項などの資料作成、優先交渉権者との契約締結に関する書類作成などを行う。履行期間は2022年3月31日まで。提案金額は1563万円。参加事業者は1社。
民間事業者の公募、選定も21年度内を予定しており、公募開始は10月、優先交渉権者の決定は22年1月を想定する。 「自転車の魅力発信」につながる物販店舗など、にぎわい創出の提案を期待している。
提供:建通新聞社