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建通新聞社(神奈川)
2021/05/24

【神奈川】横浜市 横浜国際プールESCO事業実施

 横浜市建築局は、老朽化が進んだ横浜国際プールでESCO事業を実施する。6月にウォークスルー調査(現地調査)を行い、参加表明書の提出を7月13〜21日に受け付ける。提案書の受け付けは7月27日〜8月27日。プレゼンテーションを審査行い、9月中旬に最優秀提案事業者を選定する。
 応募条件は単独企業またはグループで、グループの場合は構成員や協力会社の選定に市内企業を優先することを求める。
 選定された事業者は施設の詳細診断を行い、2022年3月に市会承認を得て同年10月に契約を締結する。設計〜工事期間は23年3月末まで。4月1日から最長15年間のサービスを提供する。
 横浜国際プールは1998年完成の屋内プール。老朽化した設備をESCO事業で省エネ改修して維持管理費を低減する。
 既存機器の年間維持管理費は▽冷温水発生機(RH―1、RH―2、RHU―1―1、RHU―1―2、RHU―2)―565万8180円▽冷温水発生機(RA―1)―73万6450円▽ボイラ(BH―1、BH―2、BHW―1)―153万1750円。
 建物の規模は鉄骨鉄筋コンクリート造地下2階地上3階建て延べ3万5876平方b。24〜25年度に天井と空調設備の改修を含む大規模改修を予定しており、メインアリーナの仕様変更の可能性があるという。
 所在地は都筑区北山田7ノ3ノ1の敷地7万5844平方b。
 ウォークスルー調査の申し込み締め切りは6月8日。提供:建通新聞社