三好市は、新庁舎建設工事の一般競争入札を、6月下旬の公告を目指して準備を進めている。入札は建築・設備一括で、入札参加の形態は共同企業体(JV)方式。参加資格の要件を今後、確定する。9月市議会承認案件となる予定。
規模は鉄骨鉄筋コンクリート一部鉄骨造4階建て延べ約6128平方b。災害時に指揮する防災拠点機能を備え、池田町シンマチの保健センター機能を集約する。内部は4層吹き抜けで木質化、ユニバーサルデザインを採用。工事費は総額で33億円を見込んでおり、工期は約22カ月。
建設地は、現本庁舎北側の現駐車場と民有地を合わせた敷地面積約4094平方b(池田町サラダ1610ノ1)。設計は久米・スバル設計共同体が担当した。
新庁舎完成後は、現本庁舎を解体し、跡地を平面駐車場(約37台)として利用する他、新庁舎西側には2層3段で延べ2000平方bの立体駐車場(約130台収容)を整備する計画。移転後の保健センター建物は、分庁舎として改修する。
提供:建通新聞社