JR四国は「JR四国高松駅ビル(仮称)新築他工事」の一般競争入札手続きを開始した。詳細設計と施工を一括したデザインビルド方式を採用し、JR高松駅前に商業棟と駐車場棟で構成する延べ床面積1万4470平方bの施設を新築する。入札に参加できるのは、経営事項審査結果の建築一式の総合評定値が1700点以上の単体企業、または建築一式1700点以上と1000点以上で構成する共同企業体で、1級建築士事務所の登録も条件。6月4日まで参加申請書を受け付け、7月30日に開札する。
同社が保有する高松駅北側の高松市浜ノ町8ノ1他の敷地約5200平方bに、高松の“玄関口”となるよう「街の顔となり、人々が集い、にぎわいあふれる拠点」を開発する。施設は鉄骨造4階建て延べ9020平方bの商業棟と、同造地下1階地上4階建て延べ5450平方bの駐車場棟で構成。商業棟には商業施設や事務所を整備。駐車場棟には駐輪場や駐車場、店舗を配置する。基本設計は交建設計(東京都中央区)が担当した。
詳細設計を含む工期は2023年8月31日。
提供:建通新聞社