新潟県アスファルト合材協会(会長・河江芳久福田道路会長)は20日、第48回通常総会を新潟市中央区で開き、50年までに温室効果ガス排出ゼロを目指す国の目標に対応する方針などを示した。
議事に先立ち、あいさつに立った阿江会長は、新型コロナウイルスが猛威をふるう厳しい環境下でも、「公共工事については止めてはならないとの方針のもと、粛々と進んでいる」とした上で、「我々資材を提供する団体としては大変ありがたいことだ。厳しい中でもほぼ通常通りの仕事ができていることに感謝するとともに、今後も感染防止に努めながら、地域の期待に応えていきたい」と述べた。
議事では、20年度の会務報告と収支決算の報告が行われ、いずれも承認。21年度事業計画案の審議では、脱炭素社会への取組みに関する検討を新たに盛り込んだほか、関係団体との意見交換会や合材生産量調査、品質管理指導立入調査、合材工場安全衛生環境パトロールの実施(リサイクル工場含む)などを実施するとした計画案が示され、これについても満場一致で可決された。
最後に、委員会活動報告として、20年度における計画的連続休日取得推進活動の状況、合材工場業務等研修会での実績、アスファルト混合物事前審査委員会活動の実績などの説明が行われ、幕を閉じた。