建通新聞社(神奈川)
2021/05/21
【神奈川】横浜市 学校校建替え設計プロポ応募に制限
横浜市建築局は市立小学校・中学校計384校の建て替えで、2021年度に第4期・6校の設計を開始する。本年度の設計プロポでは参加要件を原則「市内」の設計者とし、複数の学校に重複する応募を制限したのが特徴。「準市内」と「市外」の設計者はJV案件への参加が可能で、「市外」設計者は、JV構成員に「市内」設計者を含む場合に参加できる。
設計者に各学校の設計業務に専念してもらうのと、今後も続く学校建て替えを見据え、多くの設計者に従事してもらうのを狙う。
5月11日に▽矢向小▽吉原小▽菊名小―の設計者選定プロポーザルを公告。5月26日に参加申し込みを締め切り、8月に委託先を特定する。今後6月に今宿小とつつじが丘小の、8月に戸塚小の設計者選定プロポーザル手続きを開始する。
矢向小と吉原小の参加要件は「市内」のみ。菊名小は単体の場合が「市内」か「準市内」、JVは「市内」を含む2者JVで、この場合に「市外」が参加できる。
今宿小とつつじが丘小の参加要件は「市内」のみで、18〜20年度に学校建替え設計を受託していない者。戸塚小は単体かJVで、単体は「市内」か「準市内」、JVは「市内」を含む2者JVに「市外」が参加できるとする。提供:建通新聞社