岐阜羽島衛生施設組合(岐阜市、羽島市、岐南町、笠松町で構成)は、2021年度内に次期ごみ処理施設整備の事業者選定に着手するため、選定支援業務を八千代エンジニヤリング岐阜事務所(大垣市)に委託した。整備はDBO方式を採用し、23〜26年度の4カ年で実施設計と工事を進め、27年度からの稼働開始を目指す。
新ごみ処理施設は、岐阜市境川5地内にある旧ごみ処理場施設の解体を進めており、最大178億円の事業費を投じて、羽島市福寿町平方地内の第2土地区画整理事業の保留地約3fに新施設を整備する。
施設規模は日量130d、通算運営費(20年間)は73億〜145億円、灰処理方法はごみ処理方式を焼却施設(ストーカ式、流動床式)、ガス化溶融施設(シャフト炉式、流動床式)のいずれかから選択する。
構造は未定だが、ごみ処理棟、管理事務所棟、計量棟、ストックヤードなどで構成する。また地域貢献施設として、入浴施設などの機能を持ち、地域住民らが利用可能な避難施設などの整備も計画している。
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建通新聞社