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建設経済新聞社
2021/05/20

【京都】新規に自転車走行環境整備 路面表示や舗装修繕など計画

 京都府は、自転車走行環境整備事業に新規着手。丹後、中丹、南丹、山城のサイクルルートの整備や長岡京市の自転車ネットワーク整備を進める。総事業費は約33億1000万円を投じる。
 府は、令和元年度に自転車活用推進計画を策定し、自転車の安心・安全な走行環境に向けた道路整備、サイクルツーリズムの推進に向けたルート設定や誘導ラインの整備を推進している。
 自転車走行環境整備事業では、各地の取組状況に応じた走行環境の整備により、自転車をツールとした観光振興や地域振興を加速化していく。
 令和3年度は、各地域において、路面表示、受け入れ環境整備及び舗装修繕等を実施する。
 各地域の事業をまとめると、丹後サイクルルートは、丹後半島一周ルート等の整備で、総事業費は約3億円。令和3年度は路面表示(3000万円)、舗装修繕(1億1000万円)を行う。
 中丹サイクルルートは、「ゆラリー」サイクリングロードの再整備で、総事業費は約1億円。令和3年度は路面表示(2000万円)を行う。
 南丹サイクルルートは、京都スタジアム(亀岡市)を発着点とする距離別の複数コースの整備で、総事業費は約5億円。令和3年度は路面表示(1億円)、舗装修繕(3億3000万円)を行う。
 山城サイクルルート[広域連携事業(自転車)]は、京都やましろ茶いくるライン、京奈和自転車道等の走行環境整備、受入れ環境整備等で、総事業費は約20億1000万円。令和3年度は関西文化学術研究都市記念公園内の駐輪場及び休憩所整備等(6000万円)、道路改良[和束井手線](1億7000万円)、舗装修繕(1億8000万円)を行う。
 自転車ネットワーク整備は、長岡京市自転車活用推進計画に基づく走行環境整備で、総事業費は約4億円。令和3年度は路面表示(3000万円)、舗装修繕(9000万円)を行う。