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建通新聞社
2021/05/20

【大阪】大阪府 生野支援学校建替基本構想を板垣で

 大阪府は、府立生野支援学校の建て替えを計画している。府立知的障がい支援学校その2(仮称)施設整備工事基本構想策定業務の入札を行い、板垣建築事務所(大阪市浪速区)に決定した。委託期間は2022年3月10日。
 基本構想の中で、建て替えや移転などにかかる基礎調査として@敷地与条件などの調査(周辺環境、関係法令規制など)A既存建物の状況調査B供給処理施設の調査(上水、下水、電気、電話通信、ガス、消防関連など)C類似施設の調査―などを行い、現況より生徒数が100人程度増加することを想定した各検討プラン、工程計画、概算、課題などを検討する。
 生野支援学校の現在の生徒数は約350人。府の担当者は「今後、知的障がい児童が増えることを見越して整備できれば」と話す。
 既存施設は普通教室棟2棟(鉄筋コンクリート造3階建て延べ985平方b、同造3階建て延べ909平方b)、特別・普通教室棟4棟(同造3階建て、延べ504〜1555平方b)、管理室棟2棟(同造3階建て延べ1373平方b、同造3階建て延べ892平方b)、体育館(鉄骨造2階建て延べ501平方b)、給食室棟(同造平屋150平方b)、プールなど。普通教室は40室。既存建物の総延べ面積は8626平方b。1967年に建築された。
 工事場所は大阪市生野区巽東4丁目。敷地面積は1万2947平方b。
 順調にいけば、2021年度末にも基本計画策定業務の一般競争入札を公告、22年度に基本計画をまとめ、23年度に基本設計を進める予定だ。


提供:建通新聞社