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建通新聞社(神奈川)
2021/05/19

【神奈川】相模原市 次期一般廃棄物最終処分場構想

 相模原市は、次期一般廃棄物最終処分場の整備に向け、基本構想を策定した。供用開始年度を2037年度とし、施設整備に向けた取り組みを進める。
 現在供用中の一般廃棄物最終処分場第2期整備地が37年途中で埋め立て完了となる見込みであるため、埋め立てが終了する前に次期一般廃棄物最終処分場を整備する。今後、候補地選定審議会を設置し、候補地の選定作業を進める。埋め立て期間は37〜51年度の15年間。
 ごみ・資源の処理体制や総排出量の推移などから、計画埋め立て容量を34万1400立方bと想定。埋め立て面積を3万4200平方bとし、必要な敷地面積は埋め立て面積と関連施設の面積をあわせて6万8500平方b、災害廃棄物仮置き場を含めると9万3800平方bとした。
 構造形式は、オープン型とクローズド型があるが、現時点でオープン型を想定し、基本計画策定時に詳細な検討を行い決定する。概算工事費はオープン型で78億5220万円、クローズド型で88億7640万円を見込む。事業方式は公設公営方式以外の公設民営や民設民営といった事業方式を採用する場合、基本計画策定後に検討する。
 想定スケジュールは、26年度に施設整備基本計画を策定、27〜31年度に環境影響評価、29〜31年度に都市計画手続き、30年度に基本設計、31〜36年度に建設工事(実施設計、発注準備を含む)。提供:建通新聞社