食料品・酒類卸売業のカナカン(本社・金沢市袋町3番8号 谷口英樹代表取締役社長)が長岡市の長岡北スマート流通産業団地第1期エリアで計画する(仮称)新長岡物流センターは、数社から見積もり徴集、内容検討の結果、福田組に施工決定した。
計画によると、同エリアの第2区画約1万4726平方メートルを購入し、低温系および常温系の倉庫と事務所を建設する。建設規模はS造平屋一部2階建て、建築面積約660平方メートルを見込む。6月に着工し、22年8月末の完成を予定。
設計は創元設計(東京都豊島区)が担当。
長岡市は19年7月、長岡北スマートICの南側に整備する「長岡北スマート流通産業団地」の第1期エリアの進出企業7社(アサヒロジスティクス、カナカン、JPC、柳下技研、Syse、中越クリーンサービスら)と共同会見し、進出協定を締結。県外から2社が新規、5社が市内の拠点を移転または集約し、増設して進出する。製造業や運送業などで、設備投資に約83億円の効果、売り上げは年間約88億円以上と予想されている。