明治安田生命保険(東京都千代田区丸の内2ノ1ノ1)は、名古屋の老舗ホテル「キャッスルプラザ」の跡地活用について、2021年度内に方向性を決める方針だ。同社は本紙の取材に対し「現時点では活用方法は未定」とした上で「名古屋のマーケットや、今後の再開発の動向などを見定めながら、慎重に検討する」と回答した。
同ホテルの規模は地下3階地上14階建て延べ2万8476平方b。236室の客室や、11室の宴会場を備えていた。
現在、「名古屋駅前ビル地上解体工事」としてホテルの解体を進めている。施工は竹中工務店名古屋支店(名古屋市中区)が担当。工期は22年5月末を予定している。
工事場所は名古屋市中村区名駅4ノ3ノ25。同地は商業地域で、容積率900%、建ぺい率80%。敷地面積は約2500平方b。
提供:建通新聞社