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日刊建設工業新聞
2021/05/17

【鳥取】工事9件と業務14件/9億円を今月から発注へ/県営の農業基盤整備

 県東部農林事務所は、今年度に発注を予定している農業基盤整備の工事や調査業務について、総額で9億円程度を見込んでいることを明らかにした。新しく着工する大井手古海地区特定管水路工事、ため池改修工事や福部砂丘地区揚水機場設備や古海第1、同第2地区水利施設整備の実施設計などを今後発注する見通し。
 同事務所地域整備課所管の事業は、今年3月末までに国の補正予算などを活用してほ場整備や耐震調査など、規模の大きい工事や業務を発注している。今月以降に発注を予定している工事は7億3500万円。業務は1億5000万円余りを見込んでおり、総額は8億8500万円。
 工事は、山根地区ほ場整備(3工区)、湖山砂丘地区特定管水路が2件に分けて1億5600万円を6月以降に公告。ため池整備事業は、七谷ため池の工事用道路と改修、広岡ため池、西谷ため池の改修に4億7000万円。改修工事は2カ年債務負担行為で発注する。このほか、今秋の着工を目指す大井手古海地区特定管水路1工区に7500万円、安藤井手の放水路工事に3400万円を投じる。
 委託業務は、土木関係建設コンサルタントが、ため池耐震調査が2件、福部砂丘地区揚水機場設備設計、古海第1、第2地区水利施設実施設計、湖山砂丘地区変更事業計画策定業務、船岡地区変更事業計画策定業務。補償コンサルタントは、船岡ほ場整備の工損調査、湖山砂丘地区の用地測量、大井手古海地区工損調査、古海第2地区工損調査、七谷ため池、広岡ため池、安藤井手の用地調査などを発注する。

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