泉大津市は、小津中学校校舎棟長寿命化改良工事に伴う設計をあい設計(大阪市北区)に委託した。設計期間は11月30日まで。落札金額は3887万円。
設計対象となる校舎棟は1棟、規模は鉄筋コンクリート造4階建て延べ7833平方b。普通教室、特別教室が含まれる。1976年に建設され、築45年がたつ。
外壁改修では全体を塗り替える方針。その他、屋上防水、受水槽の交換などを実施する計画だ。アスベストについては、含有建材の有無を設計内で調査する。また、社会的要請に応じ、地域交流ゾーンなどを新たに設ける予定だ。
工事の発注は2022年度で、1年以上の工期が予想される。
同市では築40年を目安に長寿命化対策や社会的要請への対応を目指した、学校施設長寿命化計画(22〜39年度)を3月に策定。大規模改修など長寿命化を図りながら約80年使うための方針を定めている。
提供:建通新聞社