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　東日本建設業保証新潟支店の横山昌司理事新潟支店長が１２日、就任会見を開いた。
　新潟への勤務は初めてとなる横山氏は山梨県出身の５８歳。専修大学法学部卒業後、８５年に東日本建設業保証に入社。総務部次長や群馬支店長、埼玉支店長などを経て４月から現職。来年に控える創業７０周年を前に「長きに渡り建設業や発注者と築き上げてきた信頼関係を大切にしたい」と就任抱負を述べる。
　新潟支店は半数の５人が２０代の若手社員であることから、夏ごろに「発注者推進チーム」と「お客さま営業チーム」に分けて活動を開始する方針を示す。全国一律の前払保証制度の普及を目的に、県内では全ての市町村で前払率４０％、支出限度額なし、中間前払制度導入済みであることから、発注者推進チームの活動は「業務委託契約の未導入発注者に対しての制度導入、地域建設業経営強化融資制度の導入、お客さまが利用しやすい環境整備を図る」とし発注者の新規開拓を目指す。
　３カ年の中期経営計画の柱の一つに、デジタル技術を活用した顧客利便性向上を挙げ、若手社員の発案で５月から２つの業務でペーパーレス化を実施しているという。