県日野県土整備局維持管理課は県内電気工事A級業者を対象に、1億円規模のトンネル防災設備修繕工事の発注を予定している。
現場は伯耆町二部と日野町舟場を繋ぐ、県道西伯根雨線の間地トンネル(延長980b・幅員8・5b)。トンネルの内部や出入口などに取り付けられた各種防災用機械設備の修繕・交換などを実施する。
工事内容は、トンネル出入口2カ所に設置された非常警報設備・警報表示板などの修繕。現在設置されている表示板は規格が古く、部品などの取り扱いも無いことから現行の設備に交換する。このほか、トンネルに異常が発生した場合に同局に通報する、遠隔監視制御装置1基の修繕。トンネル内部にある押しボタン式通報装置20基の修繕などが計画されている。
設計業務はエイト日本技術開発が担当。概算工事費は1億円、工期は22年3月15日までを見込んでいる。維持管理課は「遅くとも6月中には公告できるよう準備を進めていく」と説明している。
日刊建設工業新聞