愛知県教育委員会は、県立学校施設の長寿命化推進事業で、2021年度に熱田高校など45校55棟の工事を行う。内訳は、築60年経過対象校が13校17棟、築30年経過対象校が32校38棟。
築60年経過対象校の工事13校17棟のうち、2カ年度工事の初年度分は3校5棟あり、熱田(名古屋市熱田区)の教室棟・渡り廊下と教室棟、一宮起工科(一宮市)の管理・普通教室棟・昇降口と管理・普通教室棟、半田商業(半田市)の管理棟。
単年度の工事対象は、一宮商業(一宮市)の屋内運動場・倉庫の他、稲沢(稲沢市)の多目的研修室、岡崎北(岡崎市)の屋内運上場、岡崎工科(岡崎市)の土木棟2棟。豊田西(豊田市)の社会科棟・休養室、時習館(豊橋市)の管理特別教室棟、渥美農業(田原市)の特別教室棟、蒲郡(蒲郡市)の特別教室棟。
県は19年度に策定した「県立学校施設長寿命化計画」(19〜29年度)に基づき、築80年経過対象施設は建て替えを実施する。築60年経過対象施設は長寿命化改修事業として、目標使用年数を従来の築60年を築80年へ延長するための工事、築30年経過対象施設は、従来から行ってきた大規模改造工事を長寿命化対策として実施することとしている。
提供:建通新聞社