岡山市は、新庁舎建設に伴い新庁舎地下部分に移転する鹿田駐車場の既存施設の解体工事を2022年1月にも入札する。規模は鉄骨造6階建て延べ8905平方b。工期は22年12月。当初予算で22年度までの債務負担行為として限度額3億円を設定している。
これに先立ち、下半期に庁舎完成までの間、民間会社が平面駐車場として運営している旧岡山貯金センター跡地を仮設駐車場として利用するための整備を行う。上半期をめどに民間委託を含め運営・整備手法を決める。
新庁舎の建設工事は22年度に入札する。26年の供用開始を目指し、23年1月から26年春までの3年4カ月の工期で建設する。規模は鉄骨造一部鉄骨鉄筋コンクリート造・鉄筋コンクリート造(中間免震+制震構造)地下2階地上17階建て(中2階含)延べ約5万6300平方b。地下駐車場128台、大型車用駐車場4台、搬入用駐車場26台、駐輪場122台となる。事業費は約289億円。
現庁舎敷地と現大供公園・鹿田町駐車場間の市道を廃止し、本庁舎敷地として一体的に活用する。大供公園は現在の庁舎敷地北側に移転する。
また、新庁舎建設後、現庁舎(鉄骨鉄筋コンクリート造地下2階地上9階建て延べ2万7595平方b)は解体する。
新庁舎の基本・実施設計業務は山下設計・丸川建築設計事務所JVが担当している。
「提供:建通新聞社」