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建設経済新聞社
2021/05/07

【京都】宇治市槇島町の吹前揚水機場 電動機更新などに約1・4億円

 京都府は、宇治市槇島町吹前の吹前揚水機場について、全電動機の更新工事を実施するとともに、一部ポンプのオーバーホールを行う。
 吹前揚水機場は、昭和56年設置後約40年が経過する中、揚水機場の周辺が住宅密集地に変貌し、劣化した電動機が発する音や振動への配慮が必要となっており、夜間の運転能力を低減せざるを得ない状況。
 一方、専業農家の減少から、土曜・日曜日等の休日に農作業が集中し、日当たり稼働時間が増加することでポンプへの負担がかかり、機能が低下している。
 また近年、電動機の不具合が多発し、安定的な送水に支障をきたしていることに加え、1・4・5号揚水機は主ポンプもオーバーホール時期に該当している。
 こうしたことから、電動機の一新にあわせ、揚水ポンプの保全整備を行うことにより、施設の機能回復及び災害の未然防止を図り、農業生産性の維持及び農業経営の安定を図る。
 主要工事計画によると、1号揚水ポンプ電動機(縦軸かご形三相誘導電動機、3300V、125kw)、2号揚水ポンプ電動機(縦軸かご形三相誘導電動機、3300V、125kw)、3号揚水ポンプ電動機(縦軸かご形三相誘導電動機、3300V、125kw)、4号揚水ポンプ電動機(縦軸かご形三相誘導電動機、220V、45kw)、5号揚水ポンプ電動機(縦軸かご形三相誘導電動機、220V、45kw)の更新と、1号揚水ポンプ主ポンプ(縦軸渦巻射流ポンプ、φ600o)、4号揚水ポンプ主ポンプ(縦軸渦巻射流ポンプ、φ350o)、5号揚水ポンプ主ポンプ(縦軸渦巻射流ポンプ、φ350o)の分解整備を行う。
 府営土地改良事業(吹前揚水機場2期地区)計画によると、農村地域防災減災事業として、山城広域振興局は、令和3年度に工事着手し、令和4年度に工事完了する予定。
 総事業費は1億3800万円を見込む。
 令和元年度吹前揚水機場電動機更新事業計画策定業務はサンスイコンサルタントが担当。
 なお山城広域振興局は、平成29年度に吹前揚水機場地区電気設備更新1期工事を柿本商会、吹前揚水機場地区電気設備更新1期その2工事を池田電気で実施。平成30年度に吹前揚水機場地区電気設備更新2期工事を東芝インフラシステムズで実施するなど、施設の延命化を図った。