岡崎市は、阿知和地区工業団地の大規模用地(平場面積10f以上)を必要とする企業を対象とした、第1期進出予定企業募集を行うと発表した。
市は4月27日、募集に先駆けて「募集要項(案)」を公表し、進出を検討している企業を対象とした個別サウンディングを5月10日から開催する。開催期間は5月28日まで。なお、個別サウンディングに不参加の場合でも、募集事業への申込みは可能としている。
今後のスケジュールは、6月7日に募集要項を公表し、12月6日まで提出書類を受け付けた上で、12月下旬にプレゼンテーションを実施。その後、2022年1月上旬に選定結果を通知し、1月下旬に基本協定を締結する。引き渡しから3年以内に施設などを建設し、操業を開始することなどを条件としている。
所在地は東阿知和町、西阿知和町および真福寺町地内。開発面積は約65・9fで、分譲面積は約27f。分譲時期は27年6月で、分譲単価目安は1平方b当たり5万6000円。東名高速道路の岡崎ICから約6`の立地で、現在計画中の「岡崎阿知和スマートIC(仮称)」に隣接する。
同工業団地整備箇所は、宅盤設計の難易度が高く、事前に企業が必要とする宅盤面積が判断できないことから、設計段階から企業ニーズを踏まえた宅盤設計を行うことを可能とする「オーダーメイド型」の立地企業の募集となっている。
なお、10f未満の用地に関しては、造成事業が一定程度進んだ段階で第2期進出予定企業募集を行う予定だ。
提供:建通新聞社