2025年日本国際博覧会協会は、大阪・関西万博の会場内(大阪市此花区夢洲)に建設する管理施設などの基本設計業務の一般競争入札を行い、安井・昭和・東畑設計共同企業体を落札候補者とした。落札金額は2億1031万円。
設計対象は@展示場(一時的な展示会・見本市を行うための展示施設、1棟面積3600平方b)A飲食・物販施設(飲食や物販の営業施設、19棟合計面積2万6000平方b)B管理施設(運営本部や警察・消防拠点、プレスセンター、倉庫など、6棟合計面積3万2840平方b)C供給処理施設(下水処理施設、熱供給処理施設、上水受水槽、MDF、変電所など複数のインフラ設備を有する施設、4棟合計面積1万1170平方b)―の4施設。
建設コストやスケジュールの他、環境負荷低減、建築の軽量化などを踏まえ、建築や構造、設備、外構の基本設計を行う。
実施設計の発注に必要な資料を12月末までにまとめ、設計期間全体は22年3月11日までとなる。建設工期(建設可能な工事期間)は23年4月〜25年3月を見込む。
提供:建通新聞社