建通新聞社(神奈川)
2021/05/06
【神奈川】横浜市 省エネ改修補助5月12日スタート
横浜市は2022年度の「住まいのエコリノベーション補助制度」を5月12日にスタートする。補助要件に新たに浴室の断熱改修を追加しててヒートショック対策を強化。自治会・町内会館やマンション集会所などの窓の断熱改修も追加した。最大補助額は40〜120万円。30年の「SDGs未来都市・横浜」、50年の「Zero Carbon Yokohama」実現を目指す。
補助の対象は耐震性能を有する横浜市内の住宅で、賃貸住宅を含む。寮や社宅は対象外とする。
住宅全体の開口部と浴室の断熱改修を行った場合は最大120万円(賃貸住宅は80万円)、日常生活空間の断熱改修は最大100万円(同60万円)などを補助する。補助件数は15件程度。
自治会・町内会館や共同住宅の集会所の開口部断熱改修には、40万円を上限に2件程度補助する。
補助対象者には、改修前後1年間のエネルギー消費量のデータ記録や健康性の評価、工事前後の写真提供など普及啓発への協力を求める。
工事金額が税込み100万円以上の場合は、横浜市内業者への発注が条件。提供:建通新聞社