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建通新聞社(中部)
2021/05/06

【愛知】名高速 「栄工区」を技術提案・交渉方式で

 名古屋高速道路公社は4月30日、名古屋高速道路の(仮称)名古屋都心アクセス事業(栄工区)について、技術提案・交渉方式(設計交渉・施工タイプ)を採用することとし、6月中旬に契約手続等説明会を開き、第2四半期(7〜8月)に公告するなどのスケジュールを示した。技術提案・交渉方式の採用は、2020年度に実施した新洲崎工区に続いて2弾目となる。
 同事業は、都心部における自動車の集中緩和を図るため、高速1号線に栄出入口を設置するもの。具体的には、中区大須3丁目地内に西行き出口、中区千代田1丁目地内に東行き入口を追加する。事業概要は実施設計後に確定するが、新設分離桁延長2309b、既設一体桁延長1015b。新設橋脚42基、既設橋脚との接合9基、場所打ち杭220本、ケーソン基礎17基を想定。主要材料は鋼重1万3190d、コンクリート3万2700立方b。
 同案件への競争参加の主な資格要件は、土木工事および鋼橋工事の異工種の共同企業体(乙型)。土木工事の構成員数は1〜3者、鋼橋工事の構成員数は1〜6者。構成員の総数は2〜9者。土木工事は、同公社の土木AまたはB等級で、構成員のうち1者はA等級。鋼橋工事は、同公社の鋼橋AまたはB等級で、構成員のうち1者はA等級とする。

提供:建通新聞社