瑞穂市は、下水道事業の未整備地となっている瑞穂処理区に公共下水道を整備するため、官民連携手法を導入し、終末処理場や管路を整備する。連携手法は事業者に設計・施工を一括で発注するDB方式を採用する。早ければ5月下旬に実施方針を公表し、12月にプロポーザルで事業者の公募受け付けを始める。事業者決定は2022年8月ごろ。
事業者の選定などが順調に進めば22年度内に実施設計に着手し、26年度内の供用開始を目指して整備を進める。
実施方針案の作成はNJS岐阜出張所(岐阜市)が担当し、近く随意契約した上で要求水準書の作成に移る。
瑞穂処理区は市南部に位置する牛牧小学校一帯や市中央部に位置するせせらぎ公園付近一帯を合わせた約97・7fを区域としている。現在は合併処理浄化槽などで処理をしており、今後整備する下水道管路の総延長は約28`b。
終末処理場は、牛牧地内の主に農地となっている約4万2000平方bの敷地に処理能力日量1万9600立方bの施設を整備する。
終末処理場や敷設する管路の基本設計は20年度に三水コンサルタント岐阜事務所(各務原市)がまとめている。
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建通新聞社