美濃加茂市は、2027年度の完成を目指して新庁舎整備に取り組んでおり、年内に基本計画が策定できるよう、夏に市内8地域で説明会を開く予定だ。素案は2020年3月に美濃加茂市未来のまちづくり委員会と玉野総合コンサルタント岐阜支社(岐阜市)でまとめていたが、新型コロナウイルス感染症の影響で策定作業がストップしていた。
基本・実施設計は基本計画策定後の早い時期に委託する。
新庁舎整備は、太田町3431ノ1にある本庁舎(本館、西館)が老朽化などの問題を抱えているため計画。建設地を4カ所の候補地からJR美濃太田駅前のシティホテル美濃加茂(太田町2565ノ1)が立つ市有地とその周辺
=写真=に決め、計画を進めてきた。
夏ごろに行う市民説明会に合わせ、パブリックコメントの募集も計画している。
新庁舎の想定規模は、庁舎機能部分が約7200平方b、駐車場部分が約900平方b、商業的機能やホールなどのコンベンション機能部分が2000〜3000平方b。構造は未定。
建設手法としてのPFIなど民間資金やノウハウ活用については、設計を進める中で方針を決めていく。
新庁舎完成後の本庁舎の活用方針は決まっていない。