長岡市は21年度、妙見浄水場監視設備更新工事について、当初予算に継続費14億900万円を設定した。夏ごろに制限付き一般競争入札で2件公告する予定だ。
工事概要は監視設備が中央操作盤(3台)、コントローラ盤など更新するとともに、遠方監視設備ではテレメータ(43台)およびコントローラ盤ほかの更新を行う。工期はともに1320日間。
同浄水場は、71年に第5期拡張事業により建設され、信濃川表流水を水源とする市内最大の水の製造工場とされている。主要施設は取水施設(取水塔、導水隧道、沈砂池、取水ポンプ)および浄水施設(着水井、凝集池、沈殿池、急速ろ過池)、送配水施設(浄水池、浄水池兼配水池、送水ポンプ、配水ポンプ)、排水処理施設(天日乾燥床、脱水装置)、非常用発電装置(ガスタービン発電機)。設計は日水コンが担当。
認可水量は14万1360立方メートル/日、既設能力が11万8000立方メートル/日。計画給水区域内人口13万3705人、計画給水人口が12万人、計画給水量5万4000立方メートル/日最大。場所は妙見町528番地2。
継続費の年割額は、21年度が4億3500万円、22年度が4億9200万円、23年度が2億5200万円、24年度は4300万円、25年度は1億8700万円。