泉大津市立病院は、デザインビルド方式を採用した(仮称)新泉大津市立病院整備事業の設計・施工一括発注に係る公募型プロポーザルを公示した。参加表明書と資格要件審査申請書を5月12日までに提出。5月18日に第一次審査の結果を通知する。その後、技術提案書と技術者実績調書を7月6日から8月11日までに提出し、8月中旬のプレゼンテーションを経て、同月下旬に優先交渉権者を決定。9月上旬の契約締結を目指す。上限価格は115億2910万円(税込み)。
設計・施工・監理を行う事業者の条件として、2011年4月23日から公示日前日の21年4月22日までに日本国内で単独または企業体の代表構成員として次の実績を求めている。
設計事業者には、病床250床以上の免震構造を有する病院(一般急性期)の基本または実施設計の経歴。施工事業者には、同病床数で、新築、増築に係る工事の竣工実績があり、建築の総合評定値(P点)が1200点以上としている。工事監理事業者には、延べ床面積2万平方b以上の免震構造の建物(用途は問わない)の工事監理業務を完了していること。
業務の内容は▽施設整備に関わる調査▽実施設計▽申請関連▽設備工事を含む建築工事▽解体工事▽造成工事▽インフラ整備工事▽駐車場等整備工事▽外構工事▽工事監理―など。契約期間は最長で24年5月末まで。
整備する各施設はいずれも鉄骨造で、規模は病院が8階建て延べ2万4017平方b。自走式立体駐車場が3階建て延べ5286平方b、付属棟が平屋87平方b、ガスボンベ置き場は平屋22平方b、その他駐車場・バイク置き場が平屋443平方b。
基本設計は大建設計(大阪市西区)が担当。建設地は同市穴田・我孫子の敷地1万2400平方b。
提供:建通新聞社