】高松市は、中央卸売市場再整備事業で2021年度に水産棟の基本計画策定に着手する。5月にも業務委託の手続きを始めて2カ年で策定する。当初予算に546万円を計上し、22年度の債務負担行為として限度額1134万円を設定した。
同事業では、15年度に全体の再整備構想をまとめた「高松市中央卸売市場再整備基本構想・基本計画」を策定した。今回の委託では、より具体的な内容を盛り込んだ計画に仕上げるとともに、事業手法についても幾つかの案を検証する予定。
再整備では現在、青果棟の実施設計に着手している。新型コロナウイルス感染症の影響で実施設計の完了時期を21年度に変更し、21年度末に予定していた本体の建設着手時期を22年度に、完成時期を23年度末から24年度初めに変更した。
提供:建通新聞社